奉納祭

2002年11月10日
今日の日記は長〜〜い(笑) あやめです。

いよいよ、出発。
1時過ぎに家を出ました

まずはひかるちゃんちにお迎えに行き
一路笠間稲荷へ。

夜道を駆け、暗闇の中をひた走ります。

星がきれいに見えます・・・。

4時半に笠間稲荷に到着。
車中仮眠(爆)
毛布を持っていって大正解でした。

さて、6時前からだんだんと仲間が集まり出します。
集まったところでお祓いを受け拝殿へ
当主の技の全てを奉納する場へ・・・。
明かりはほとんど蝋燭の火だけの中で奉納する
茶、華、書、香、大和歌、笛・・・
全てが奉納し終わる頃には
表はすっかり明るくなっています。

奉納のあとは神職さん達による祝詞奏上。
祈祷が続きます。
そのとき、吃驚する出来事が!
当主の次男満利さまの元服の儀が
執り行われたのです。
初々しい紋付袴姿。
これからの活躍が素晴らしい物となる
そんな予感がしました。

さて、その後しばらくしてから
剣術=夢想神伝重信流=の奉納が境内で。
今年は当主、次期当主、満利さまの
お三方による奉納でした。
「かっこいい〜〜」と内心では叫びながら
ビデオ撮影してました(^.^)

剣術奉納の後、
旦那のネットでの知り合いの方々とちょっとお話。
皆さん楽しまれているようで何よりでした。

そうこうしているうちにお茶席の順番が来ました。
(今日、神さまにお供えしたお茶を
神様の次にいただいてしまいました♪)

降魔射の直前の当主にお目にかかる。
いつもの当主と変わらずに
どっしりかまえている中にも緊張の色が。

さて、いよいよ降魔射!
境内には矢道が作られ五色の幕が風に揺れています。
次期当主の法螺貝の音が空間を切り裂きます。

当主、次期当主、満利さまのお三方が
降魔の矢を五色の幕に向けて放ちます

最後の大鏑はやはり当主。
私が今までに聞いたどの大鏑よりも
素晴らしい音魂靈でした。

私がいたところは
ちょっと足元不安定なところでしたが
当主の射た場所と近く、
なかなかな映像が残せたのではないかな・・・。

さて、その後いつもの如く
降魔札を頂きに並びました。

一段落すると三男理貴さまの
「陰陽射礼」・「抜刀術初発の儀」奉納。
弓の方はもう大人に準ずるくらいまで
成長したために今年までしかできないという射。

理貴さまがこの道具を置き、
次代の若武者が道具を取るのはどれくらい後だろう。

そんなことを思いながら拝見しました。

続いて恒例の七五三の子どもの初射式。
今年も可愛い子ども達が当主に導かれて
弓を初めて引いていました。

最後に拝殿にて
剣術「夢想神伝重信流」奉納
奉納後、当主、次期当主、満利さまから
ご挨拶を頂きました。

大和しうるわしの皆様とお別れして、
笠間稲荷美術館に。
雪村展を見てから、ゆっくりと帰宅しました。

濃ゆい一日でした。

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